簡単に自己紹介をば

 新潟は雪が降ってまいりました。いよいよ本格的に雪との戦いの冬が始まるなあといった感じです。

雪国であるこの地に生まれ育ちもう30年近くになりますが、この時期だけは何年経ってもキツイです。
毎朝の雪かきに始まり、移動するにも、吹雪く日もあれば路面が凍結してたり、車が雪にはまって動けなくなったり・・。
そのかわり、そんな大変な冬の日々を乗り越えた後の春の訪れを感じた時の喜び、雪解け後の新潟の風景の美しさはひとしおです。


さてさて、突拍子もなくブログを始めたわけなんでが、ここでこのブログを書く私の自己紹介を簡単にさせてもらいます。

私は木工業を営んでる父の跡継ぎのせがれ(29歳)です。

高校を卒業後、某スーパーマーケットに就職し魚屋さんをやってました。
何年か勉強し調理師免許を取得後、その会社を辞め、1年間ほど三条市の中心にある花街・本寺小路という所にあるダイニングバーに勤めておりました。

そして、すったもんだがありまして、親父の会社の跡を継ぐべくこの木工業界に足を踏み入れました。
料理や魚が卸せたりする変な木工屋なんです。

で、いざ木工職人になるべく歩み始めたわけですが、木工の世界というのも非常〜〜に奥深い世界です。

樹の種類や、その性質、木の部位・木目の見方や加工方法、木工道具の使い方をはじめ、熟練の技術と蓄積された知識、そして「知恵」が必要な業界なのだと感じました。


他分野で仕事をしてきた私と木工の仕事一本で来た父とで意見が対立する事もしょっちゅうあります。
で、自分の親と一緒に仕事をするってのは容易な事ではない、という事も嫌というほど思い知らされました(現在も進行中です)。

なかなか私の意見を聞き入れてくれませんが、まあそっちの方はなんとか上手くやっていきたいと思います・・。

サービス業から製造業へと、全くの畑違いの業種へ転向した訳ですが業種は違えど、理念は同じ。
「お客さんに喜んでもらえるモノを作る、サービスをする、それを売る」
そこに業種の垣根はありません。

この業界に入り7年、私はまだまだ知識も経験も足りず未熟な私ではありますが、それでも前職で培った経験が活かされる事もきっとあるはず。 経験は、何事も無駄にはなりませんから。

そんなこんなで、がんばって木工やっていこうと思います。
なんかあんまり自己紹介になってないし、まとまりも無い文章で申し訳ありません。(おいおい

今日はこの辺で。マサコー山口木工を、これからもどうぞよろしくお願いします。

それでは。