新たな屋号と、ロゴマークが完成致しました!!!

皆様こんにちは〜


この度、同じ三条市にあります、K・ARTの関川さんに、今後使っていく弊社の屋号のロゴマークを作っていただきました。

古くから人々の、とりわけ日本人の暮らしの中には「木」でできたものがたくさん有りました。
家や神社仏閣等の建築材としてはもちろんのこと、まな板や木の桶、農工具の持ち手の部分など、木は使い手や職人たちの工夫を得て、さまざまな道具に用いられてきた素材です。

時代の移り変わりとともに、木に代わる便利な素材もたくさんできました。
そういった素材は木よりも量産が容易であったり、強固であったりと、木には無い利点も多く持っています。

しかし、木には、人の手で自然に触れることのできる安心感や、暖かみがあって見た目に美しい木目であったり、柔らかな香りであったりと、他の素材では決して代用のできない素晴らしい特性がたくさんあります。
また、木は伐採してもそこにまた新たに木を植えれば、いつまでも使い続けることができる素材です。
そして新たに植えたその木々が30年、40年とかけて育ち、次の世代がそれを使う。次の世代のためにまた植える。こうして時代を跨いで循環させていく無限の資源なのです。

少しずつ「木」と「人」との距離が開いてきてしまっている気がする、なんだかせわしなくなってしまった今の時代だからこそ、
皆様に、木へもう一度目を向けてほしい、木のやすらぎを感じてほしい。
木の道具を近くに置いて、手にとって使っていただきたい。
そんな我々作り手としての気持ちを関川さんにお伝えして、このロゴマークを作っていただきました。

道具に求める素材として木を選んでくださるようにという願いと、真摯にものづくりを続けてゆくという弊社の精神、すべての使い手の人々へ満足していただける品物の証として、この「木へ。」のマークが広く伝わっていくことを目指します。
皆様に今まで以上に「木へ」興味を持っていただき、木っていいな、これは良い道具だな、と思っていただけることを目標に、
私どももこれをきっかけに気持ちを新たにして切磋琢磨して参ります。
ちょっとずつ、こつこつと「木へ。」の商品を自社開発し、送り出していきたいと思っておりますので、この屋号とロゴマーク、そして皆様の変わらぬご愛顧をどうぞ宜しくお願い申し上げます。