燕三条 工場の祭典 と、おすすめの箇所など。


昨日は燕三条の名称の事について、つらつらと書いてみましたが今回は当日どういう風に工場を巡るかや周辺の見所などを地元民ならではの視点で紹介していきたいと思っています。


1.工場の祭典って、つまりどんなイベントなのか?

さて、この工場の祭典ですがどんなイベントなのかを簡単に説明すると、三条市長の言葉を借りるところの
大地の芸術祭の工場版」です。大地の芸術祭とは]]

大地の芸術祭が、十日町市里山中に点在するアート作品を巡るものなら、この工場の祭典は燕三条に点在する「工場」を巡って見てもらおうというもの。ですハイ。

2.まずどこへ行けば情報が手に入るのか?

大地の芸術祭では「十日町 道の駅クロステン」と隣接する「キナーレ」、それとほくほく線まつだい駅前にある「農舞台」などがイベントの案内施設、拠点施設としての役割を果たしていますが、この工場の祭典の拠点施設は、

燕三条駅観光物産センター 燕三条Wing(燕三条駅の中にある)と、
「三条鍛冶道場」]
「燕市産業史料館」

の上記3か所のようです。
このうち、三条鍛冶道場が総合インフォメーションとなっているようですので、まずはこれらの施設に立ち寄り工場の祭典のタブロイド(パンフレット)を入手し、どのように巡るか、コースを大体決めてから移動されるのが良いと思われます。
なお、これらの施設いずれも普通に観覧するだけでも相当面白いのです。これらの施設もお見逃しの無きよう。

で、この工場の祭典を大地の芸術祭と同じように何か所も効率良く巡ってみようとするならばやはり移動はマイカーが最も便利です。
燕三条地域は結構広いですが、最も遠い工場と工場でも自動車で30分〜40分くらい走ればアクセスできる半径に全て納まっているので、効率よく廻れば一日で何件もの工場を見学する事ができそうです。渋滞というのもそんなにありません。

あと、大地の芸術祭の場合はあちこちにアート作品への道順を示す黄色い立札がドコドコ立っていますが、どうやら工場の祭典ではそういったものまでは準備されていない様子なので、お目当ての工場に辿りつくにはタブロイドに記載された地図を頼りにするか、カーナビで案内してもらうかのどちらかの選択肢になりそうです。
ただ、工場付近には今回の祭典のコンセプトであるピンクのストライプの柄の装飾やのぼり、ダンボール箱、Tシャツを着たスタッフの方などが見えてくるハズなので、これらを目印にされると良いかと。
こういう感じの↓

3.おすすめの工場は

巡るのにおすすめな工場をここで書こうかな(あくまで私個人の主観で)、と昨日までは思っていたのですが、やはりどの企業さんも参加されるからには色々な体験やワークショップ、より皆さんに楽しく見学してもらう為に長い時間をかけて準備をし、皆様のお越しをお待ちしておられると思いますので、どの工場へ行っても必ず新たな発見やものづくりに関する面白いお話が聞けることと思います。

ですので、皆さんの直観的に「ここだ!」という所へ行ってみるのがやはり一番よろしいかと思います。


4.その他燕三条のおすすめスポットは?

この地域に初めて来られた方におすすめなものをいくつか。

まず、お腹が減ったら、ラーメンを食べましょう。
背油がたっぷり乗った背油系ラーメンと、なぜかカレーラーメンがこの地域では有名です。
おすすめの店は、背油ラーメンならば燕市にある「杭州飯店」や「大むら食堂」「酒麺亭 潤」
カレーラーメンならば三条市の「大黒亭」「龍昇園」辺りがおすすめです。(これらはまったく私の主観でありますので万が一お口に合わないという場合も責任は一切とりません、と一応申し上げておきます)
リンクは貼りませんがいずれも激戦区で勝ち抜いて来られた名店ですので、検索されれば一発で出てきます。

あと、お魚料理でしたら三条と燕の堺目くらいの場所にある「ととや」さんが超超超おススメです。
とにかく行ってみてください。地物の魚をはじめ、最高のネタが揃った良店です。県外からのお客さんをもてなす時は大抵こちらのお店にお招きして、喜んでもらっています。

次に、ロングドライブで疲れた際の休憩場や、お弁当などを食べる時などにおすすめの場所は、

三条市の、「トリムの森」  芝生広場があり週末はBBQなどの人達で賑わう、山間にある綺麗な公園です。
「しらさぎ森林公園」  こちらも山間にある公園で、時期は違いますが花菖蒲でよく知られる公園施設です。
燕市「燕交通公園」  ゴーカートやサイクルモノレールがあって、いつも親子連れで賑わっています。

こんな所でしょうか。
この他にも、なにかこの地域のことでわからない事などあれば、マサコー山口木工のツイッターなどでお気軽にお声掛けしてもらえれば、わかる範囲でお答えしますよ。

それでは、工場の祭典をどうぞ楽しんでいってください!