雪下大根

先日ですが、作業中にふと大根の煮付けが食べたいなーと思い立ち、昼休みに自宅の畑へ行き大根を引っこ抜いてきました。

 

大根は雪の下になっていて、その日は日中もかなり冷えていたため、地表に出ている大根の頭部分は凍っています。

ゴム手袋などを装備していけば良かったのですが、急いでいたのでそこまで気が回らず、仕方ないので素手で雪を払いのけ、適当に大きそうなのを3本ほど選びひっこ抜きました。

指が凍ってもげ落ちるかと思うほど冷たかったです..。
今でこそゴム手袋ありますけど、昔の人はさぞ苦労されたことでしょう。

工場に戻り、2cm厚位に輪切りし、皮をむき面取りし、醤油と昆布と酒を鍋に入れて工場のストーブの上に置いておくだけ。
あとは終業時間まで火にかけ続ければできあがり。箸がスッと通る程にやわらかく、味も中までよく染みています。

そしてこれが驚くほどに甘い! 大根自体にこんな甘みがあったなんて! さすが雪下大根だ! 
厳寒の大地が育んだこの味、ぜひ皆さんにも味わってみてほしいですね。

今日はこの辺で。